この記事のポイント

書いてんかのOpenTimestamps機能でブロックチェーンに原稿の存在証明を記録する方法を解説。盗用に備えた著作権保護の具体的な手順と活用シーンを紹介します。

はじめに

「この作品を自分がいつ書いたか、証明できますか?」

著作権は原則として作品を創作した時点で自動的に発生しますが、「この日付にこの内容で存在していた」という証明は容易ではありません。

書いてんかは、ブロックチェーン技術を使ったOpenTimestampsによる存在証明機能を備えています。


OpenTimestampsとは

OpenTimestampsは、ファイルの存在をビットコインのブロックチェーンに記録することで、「この日時にこのファイルが存在していた」という事実を証明する技術です。

ブロックチェーンは改ざんができない性質を持つため、記録された情報の信頼性が高いとされています。


存在証明が役立つ場面

トラブル時の証拠として

「自分のアイデアを盗用された」という状況で、「自分がより早い時点でこの内容を執筆していた」という証拠の一つになります(ただし法的効力については専門家へご確認ください)。

公募応募作品の管理

公募に提出した原稿に存在証明をつけておくことで、「いつの版を提出したか」が後から確認できます。

シリーズ・連載の管理

連載の各話がいつ完成したかを記録することで、作品の制作履歴を残せます。


書いてんかでの使い方

書いてんかでは、任意のタイミングで原稿のOpenTimestampsを作成できます。

コミット(バージョン保存)のタイミングでタイムスタンプを付与することで、「このバージョンの原稿がこの日時に存在していた」という記録が残ります。


注意点

法的効力について

OpenTimestampsは技術的な存在証明の手段であり、法的効力については国・状況によって異なります。

著作権トラブルが生じた場合は、必ず弁護士などの専門家に相談してください。存在証明はあくまで補助的な証拠の一つです。

原稿の内容は記録されない

OpenTimestampsはファイルの「ハッシュ値(フィンガープリント)」を記録するものです。

原稿の内容そのものがブロックチェーンに記録されるわけではありません。第三者があなたの原稿内容を見ることはできません。


まとめ

書いてんかのOpenTimestamps機能のポイント:

  1. ブロックチェーンを使い「この日時にこの原稿が存在した」を記録できる
  2. 著作権トラブル時の補助的な証拠として活用できる
  3. 原稿の内容がブロックチェーンに公開されるわけではない
  4. 法的効力については専門家への相談が必要
  5. コミットのタイミングでタイムスタンプを付与できる

デジタル時代の創作活動において、自分の作品を守る手段の一つとして活用できます。